こんにちは。すばる(@rintagugu)です。
私が女1人でモンゴルに夏旅行した感想を私の経験を踏まえながらお伝えします。
モンゴル女1人旅行記:モンゴルの夏
モンゴルの夏は、6月から8月ごろに相当します。
この期間のモンゴルは気候の面で一年のうち最も過ごしやすく快適で、また景観の面でも一面に広がる緑の草原を楽しめるため、モンゴル旅行における最もお薦めのシーズンとなります。
モンゴルならではの大草原を見たい場合は、この季節に行けるように旅程を組むのがよいでしょう。
秋口にさしかかると、草が枯れ始め、草原が茶色っぽく変わってきてしまいます。そのため、もし8月に行かれる場合は、8月前半から中旬ごろまでに行くようにするとよいのかもしれません。
夏の気温と過ごし方
モンゴルの夏の気温は、基本的には19度から20度前半台くらいですが、気象状況により一気に30度近くまで上昇することもあります。(筆者が2014年7月にモンゴルを訪れた時の気温は25度前後くらいだったと思います)
日中は日差しも強く、特に開けた草原エリアでは日光を遮るような日陰や樹木、建物がほとんどなく、気温がかなり高くなる時もあります。
ミネラルウォーターでこまめに水分を補給し、必ず帽子を被って日射病・熱中症対策をするとともに、強い紫外線にさらされるため、目や肌の保護をしっかり行うようにしてください。乾燥対策も適宜必要です。
私は草原エリアではサングラス+サンバイザー+帽子+ストールで過ごしました。
また急な通り雨に見舞われることがあるため、ゲルから離れる場合は、レインコートやウインドブレーカーをバッグに入れて持っていくとよいでしょう。
水事情など
内陸に位置するモンゴルは年間降水量が少なく、370mmくらい(参考:東京の年間降水量が1,520mmくらい)で、一年を通して乾燥しています。雨は夏を中心とした時期に、まとまって降ります。
ツーリストキャンプ地ではシャワーを利用できますが、トイレ、シャワーともに宿泊用のゲルから離れた建物にあります。
汗ふきシートやウエットシート、トイレットペーパーがあると、夏場の草原での移動中や乗馬中など、とりわけ入浴やシャワーがままならないような状況の時に重宝します。
特に遊牧民の方のゲルにお世話になる場合は、水が貴重になってきますので、こちらも汗ふきシートやウエットシートなどを持っていくことが必要です。
なお、筆者がツーリストキャンプ地に宿泊した初日の晩はものすごく寒かった上に暴風雨に見舞われ、宿泊者用ゲルの外に出られるような状況ではなく、その日の夜はシャワーに行けなかった記憶があります。
モンゴルは大陸性気候であるため、特に夏場の荒天時は非常に気温が下がり、また安定した天気のときであっても夜間のツーリストキャンプ場はかなり冷え込むため、夏といえども適宜ストーブを炊いて暖を取る必要があります。
そのため、もしツーリストキャンプ地でシャワーを利用される場合は、日が高く上がっていて気温も高いうちに済ませることをおすすめします。キャンプ場によっては、シャワーのお湯の出が今一つなところもあるためです。
(筆者はインドでは水シャワーしか使えないような環境で滞在していたので、多少の耐性がありましたが…)
草原ハイキング(筆者の経験・テレルジ国立公園とツーリストキャンプを中心に)
テレルジ国立公園は岩が多いエリアで、テレルジのランドマークである亀の形をした巨大な岩を始め、数々の岩をみることができます。
動物達の出産が多くなる時期が春頃にあたるからか、筆者がツーリストキャンプ場の近辺を散歩した時は、子牛達が元気に跳び跳ねて遊んでいる様子をみることができました。
草原ハイキングでは、あちこちで咲くかわいらしいお花を楽しめました。日本の普段の生活では見たことのないような、鮮やかな濃い青い色のお花が目をひきました。
丘の上の岩山には、青や黄色、赤、白、緑などの色の布がかかっている神聖な場所を見つけました。モンゴルは、仏教が入ってくる前はシャーマニズム信仰だったためとのことです。
草原を歩いていると、唐突に石が積まれた小さなオボー(石や木で作られる標柱)が現れ、ここで旅の安全祈願をすべく石を探しましょうとガイドさんに言われたのですが、足元を見回してみたものの、
草原って、適度なサイズの石が意外に見つからず、あるのは乾いた馬糞のみ…馬糞でお祈りしなければいけないんだろうか?とちょっと真剣に考え始めたところ、ガイドさんが私の分も石を見つけてきて下さったので、無事お祈りできました。
ハイキングをする場合、草原にはブユなどの虫がいます。虫除け薬で対策をするとともに、虫刺されの薬も合わせて持っていきましょう。
モンゴル女1人旅行記:夏の一大イベントナーダム
なお、夏はモンゴルを代表するお祭りが催される時期にあたります。
国としての大規模なナーダム祭は、7月11日から3日間にわたって行われ、競馬・相撲・弓の三大競技が開催されます。モンゴルの各地域では6月下旬から7月下旬(地域によって開催日が前後します)に、ローカルなナーダムも行われます。
筆者がモンゴルを訪れた時期には国のナーダムが終わった後で、ローカルなナーダムをみるチャンスもありませんでしたが、たまたま同じホテルのレストランで夕食をご一緒した日本人旅行者の方は、とある小さなナーダムを行われているタイミングに地方を訪れることが出来て、楽しめたそうです。
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